卓球の中上級者にとって卓球をすることは、フットワークや強いスイングを繰り返すため、とても体に良い運動になることは誰にでも想像できると思います。

しかし、卓球を始めたばかりの初心者や少し慣れてきた初級者にとっては、どうなのか?
それほど体に良いというほどの運動効果はまだ期待できないのではないかと思う方が多いかもしれません。ところが、実際に初心者や初級者が卓球をしているところを見てみると、そのような想像とはまったく違って、ただ互いにゆっくりと打ち合いを続けているだけでも、ラケットの角度やスイングの大きさ・強さ、返球の方向などを瞬時に判断して調整することを繰り返しています。
そして、思い通りのショットが決まった時にはとても爽快な気分を味わうことができます。
逆に、失敗ショットをした時には大笑いで吹き飛ばしてしまうので、嫌な気分になることなどまったくありません。

このような卓球というスポーツは、いろいろな機関や団体が高齢者にとって健康寿命の維持向上に効果的であると指摘しています。
卓球をすることで体を動かすだけでなく瞬時にいろいろな判断を繰り返すことが、肉体的な運動効果だけでなく脳を刺激することから、
脳活動を向上させることが期待できると考えられています。現にいくつかの医療団体では卓球をリハビリテーションに取り入れて効果を上げているということです。

このようなことから、私たちは、中上級者の技術向上ばかりではなく、年齢の高い人たちにも是非卓球を始めて続けていただきたいと思っています。(文責:畑中)